Logicool G PRO X SUPERLIGHTを使い始めて、マウスをしばらく触っていなくてスリープになった状態から復帰する時に、一瞬マウスの動きが遅くなる現象が気になっていました。
感度(DPI)を1600に設定しているのですが、動き始めの一瞬だけデフォルトの800くらいの遅さになってしまうんですよね。
これを解消するための設定手順をご紹介いたします。
Logicoolのマウスがスリープ復帰時にDPIが変わってしまう現象の対処法
Logicool G HUBでマウスの設定をしているので、Logicool G HUBの設定でご説明いたします。
対処法1. オンボードメモリモードで利用する
スリープ復帰時に一瞬DPIが変わるのは、マウス本体が記憶している設定値(デフォルトのDPIは800)で動き始めて、Logicool G HUBで設定しているDPIに切り替わるまでにタイムラグがあるのが原因です。
オンボードメモリモードというのがあって、これをオンにするとマウス本体に設定を記憶してDPIなどが適用されます。オンボードメモリモードで利用すれば、Logicool G HUBに接続して設定値が切り替わるという挙動がなくなるため、一瞬動きが変わってしまう現象はなくなります。
オンボードメモリモードを設定するには、Logicool G HUBを開いてマウスの右下にあるモード切替ボタンをクリックします。

対処法2. オンボードメモリモードを一旦オンにして再度戻す
オンボードメモリモードをオンにすると、個別にDPIなどを変更することができなくなり、選択したプロファイルの設定が適用されるようになります。
それは困るという場合は、一旦オンボードメモリモードをオンにして現在のプロファイルをマウスに記憶させてから元に戻すことで対処できます。ただし、私の環境では改善しましたが、100%改善できるとは限らないようです。
※この方法はこちらの記事を参考にさせていただきました:マウスのスリープ復帰時のG HUBの挙動への対処
Logicool G HUBを開いて、マウスの詳細設定画面の左下にある設定ボタンをクリックします。

「オンボードメモリモード」の”オフ”となっている箇所をクリックしてオンにします。

「スロット1 デフォルト」の部分をクリックして、普段利用しているプロファイルを選択します。

私の場合はプロファイルは”デスクトップ”を利用しているので”デスクトップ”を選択しました。

プロファイルを選択して設定できたら、「オンボードメモリモード」の”オン”をクリックしてオフに戻します。

これで設定完了です。
あとがき
DPIが変わるといっても一瞬ですし無視してもいいのかもしれませんが、結構気になったんですよね。
DPIを変更していてマウスのスリープ復帰時の挙動が気になったら、ぜひ上述した対象法を試してみてください。