WordPressのテーマを制作する際、イチから制作すると結構大変ですよね。そんな時に便利なのがブランクテーマです。
ブランクテーマとは、余計なスタイルや機能を無くした、カスタマイズ前提に作成されているテーマのことです。スターターテーマと呼ばれることもあります。
通常のテーマをベースにカスタマイズすると、いらないコードがたくさんあって、イチからテーマを作るよりも面倒なこともあります。ブランクテーマには、必要最低限のスタイル・機能しか含まれていないため、そんな悩みも解決できます。
今回は、そんなブランクテーマの中でも、レスポンシブに対応したテーマをご紹介したいと思います。
レスポンシブ対応のWordPressブランクテーマ/スターターテーマ11選
Underscores
Underscoresは、作成したいテーマの名前を入力することで、ブランクテーマのファイル一式が作成されてダウンロードできるサービスです。以前、当ブログでもこちらの記事で紹介しています。
テーマを適用するとわかりますが、余計なスタイルが一切なく、カスタマイズ性に優れています。
Bones
Bonesは、その名の通り、必要最低限の骨組みだけが含まれたブランクテーマです。カスタム投稿タイプがデフォルトで使えたりと、制作者に配慮された作りになっています。
HTML5 Blank
HTML5 Blankは、名前の通り、HTML5ベースのブランクテーマです。こちらもカスタム投稿タイプが最初から追加されています。
HTML5 Blankはこちら
Sage
Sageは、Bootstrapに対応したブランクテーマです。元はRootsという名前だったようです。
Beans
Beansは、CSSフレームワークのUIKitをベースに作成されたブランクテーマです。
Naked WordPress
Naked WordPressは、とてもシンプルな構造のブランクテーマです。テーマファイル内に丁寧にコメントも書かれていますので、テーマ制作について学びたい人にもおすすめです。
UnderStrap
UnderStrapは、UnderscoresとBootstrapを組み合わせて作成されたブランクテーマです。WordPressの公式ディレクトリにも登録されているため、子テーマで制作するのに向いています。
WP-Flex
WP-Flexは、HTML5 Boilerplateベースで作られたブランクテーマです。WordPressのガイドラインにきっちり沿って作られているそうです。
WP-Flexはこちら
JointsWP
JointsWPは、Foundationをベースに作成されたブランクテーマです。BootstrapよりもFoundation派という方に最適です。
Generic
Genericは、シンプルでカスタマイズ前提の作りになっているブランクテーマです。WordPress公式ディレクトリからダウンロードできます。
Whiteboard
Whiteboardは、ファイル構成がとてもシンプルで、カスタマイズしやすいブランクテーマです。有名なので、使ったことがある人も多いと思います。
あとがき
ブランクテーマは、テーマ制作の時間を短縮するのに非常に役立ちます。私もWordPressのオリジナルテーマを制作する際は、よくブランクテーマを使っています。
WordPressのテーマを制作する際は、ぜひブランクテーマをお役立てください。参考になれば幸いです。