WordPressにはデバッグモードというエラーの内容を画面上に出力するモードが用意されています。デバッグモードをオンにすると、サイトにアクセスした際に裏で出ていたエラーメッセージが画面上に出力されるようになります。
テーマの開発なんかをしている時にはとても助かる機能なんですが、デバッグモードをオンにして画面上にエラーメッセージを表示させると、アクセスした人誰にでもエラーの内容が表示されてしまいます。
エラーメッセージの内容は自分だけが確認したいという時には、メッセージの表示をオフにしてログ保存をオンにする方法が便利です。そんなわけで、今回はデバッグモードのエラーメッセージをログファイルに出力させる方法をご紹介いたします。
WordPressをデバッグモードにして、エラーメッセージをログファイルに出力する方法
WordPressのインストールディレクトリにあるwp-config.phpに以下を追記します。「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */」の直前に追加しましょう。
define('WP_DEBUG', true); //デバッグモードをオン define('WP_DEBUG_DISPLAY', false); //画面への出力を停止 define('WP_DEBUG_LOG', true); //ログへの保存をオン
これで、画面上にはエラーメッセージが表示されなくなり、メッセージの内容はログとして保存されるようになります。
ログファイルは、wp-contentディレクトリ内にdebug.logとして出力されます。
あとがき
稼働中のサイトでデバッグモードをオンにしたい時は、ぜひお試しください。