WordPressを高速化!Quick Cacheの後継キャッシュプラグイン「ZenCache」

WordPressを高速化!Quick Cacheの後継キャッシュプラグイン「ZenCache」

WordPressを高速化!Quick Cacheの後継キャッシュプラグイン「ZenCache」

ZenCacheは、WordPressサイトを高速化するためのキャッシュプラグインです。Quick Cacheが終了して、今後はZenCacheに統合されるということです。

すでにQuick Cacheを導入している場合は、ZenCacheを有効化するとQuick Cacheが無効化されて設定が引き継がれます。ZenCacheを導入して、設定が引き継がれたことを確認したら、Quick Cacheは削除して大丈夫です。

ZenCacheの解説動画

英語ですが、以下はZenCacheの解説動画です。

ZenCacheのインストール

インストール手順は以下の通りです。

  1. ZenCacheをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを展開し wp-content/plugins にアップロードします。
  3. 管理画面の[プラグイン]ページで、ZenCacheプラグインを有効化します。

ZenCacheの設定

プラグインを有効化すると、[ZenCache]というメニューが現れるのでアクセスします。

「Yes, enable ZenCache」にチェックを入れて、設定を保存するとキャッシュが有効になります。ZenCacheを有効化すると、wp-content配下にcacheディレクトリが生成され、wp-config.phpの先頭行に以下が追加されます。

define('WP_CACHE', TRUE);

Plugin Deletion Safeguards

ZenCacheを削除した時の挙動を設定します。デフォルトでは「Safeguard my options and the cache」が選択されており、プラグインをアンインストールしてもキャッシュなどは保持されます。

Claring the Cache

キャッシュクリアの挙動について設定します。

Auto-Clear Designated “Home Page” Too? トップページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear Designated “Posts Page” Too? 投稿ページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “Author Page” Too? 投稿者ページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “Category Archives” Too? カテゴリーページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “Tag Archives” Too? タグアーカイブページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “Custom Term Archives” Too? カスタムタクソノミーアーカイブページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “Custom Post Type Archives” Too? カスタム投稿アーカイブページのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “RSS/RDF/ATOM Feeds” Too? フィードのキャッシュ自動削除
Auto-Clear “XML Sitemaps” Too? XMLサイトマップのキャッシュ自動削除

Directory / Expiration Time

キャッシュの保存先と有効期限について設定します。

Base Cache Directory キャッシュの保存先
Automatic Expiration Time キャッシュの有効期限

Client-Side Cache

ブラウザキャッシュの有効・無効を設定します。

GET Requests

パーマリンクがデフォルトの場合に、Yesを選択するとパラメータをキャッシュします。

404 Requests

404ページのキャッシュの有効・無効を設定します。

RSS, RDF, and Atom Feeds

フィードのキャッシュの有効・無効を設定します。

URI Exclusion Patterns

除外するページを指定します。例えば、「http://www.example.com/post/example-post-123」を除外したい場合、「/post/example-post-123」や「example-*-123」などのように指定します。

HTTP Referrer Exclusion Patterns

参照元による除外を設定します。

User-Agent Exclusion Patterns

ユーザーエージェントによる除外を設定します。

GZIP Compression

GZIP圧縮を有効化したい場合は、表示されている以下のようなコードを.htaccessに追加します。

<IfModule deflate_module>
 <IfModule filter_module>
 AddOutputFilterByType DEFLATE text/plain text/html
 AddOutputFilterByType DEFLATE text/xml application/xml application/xhtml+xml application/xml-dtd
 AddOutputFilterByType DEFLATE application/rdf+xml application/rss+xml application/atom+xml image/svg+xml
 AddOutputFilterByType DEFLATE text/css text/javascript application/javascript application/x-javascript
 AddOutputFilterByType DEFLATE font/otf font/opentype application/font-otf application/x-font-otf
 AddOutputFilterByType DEFLATE font/ttf font/truetype application/font-ttf application/x-font-ttf
 </IfModule>
</IfModule>

Theme/Plugin Developers

開発者向けの内容です。キャッシュエンジンを一時的に無効化する方法などが書かれています。

あとがき

キャッシュ系プラグインは色々とありますが、その中でもZenCacheはシンプルで使いやすいです。サイトの表示速度に不満がある方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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