PHP Intelephenseは、PHPのコード補完や構文チェックをしてくれるVSCodeの拡張機能です。
標準でもコード補完や構文チェックの機能は付いていますが、PHP Intelephenseはコード補完・構文チェックのみでなく、より便利な機能が使えるようになります。例えば、未使用の変数を教えてくれたり、変数名やクラス名から定義している箇所まで移動することもできたりします。
ただ、デフォルトの状態だとWordPressの関数を「未定義関数(Undefined function)」としてエラー扱いにしてしまいます。これを解消する方法をご紹介したいと思います。
PHP IntelephenseでWordPressの関数がエラー扱いになってしまう
※PHP Intelephenseのバージョンは1.6.2で確認しています。
WordPressのテーマファイルをVSCodeで開いてみると、以下のように大量のエラーが出ていました。

WordPressの関数が、未定義関数(Undefined function)として扱われています。
WordPressの関数をエラー扱いしないようにする手順
VSCodeの拡張機能一覧から、PHP Intelephenseの設定ボタンをクリックして、[拡張機能の設定]を開きます。

下の方に「Intelephense: Stubs」という設定がありますので、項目の追加から「wordpress」を追加します。

これでWordPressの関数はエラー扱いされなくなります。
あとがき
対処はすごく簡単ですね。
PHP Intelephenseをインストールしている環境で、WordPressのテーマを制作する場合は、ぜひ参考にしていただければと思います。
ありがとうございました。
今日、朝から悩まされていました。
スッキリしました。