先日、Windows10で一部ファイルやショートカットのアイコンが真っ白になるという現象が発生しました。IconCache.dbというアイコンのキャッシュを格納しているファイルを削除することで、元通りアイコンが表示されるようになりましたので、その手順をご紹介したいと思います。
Windows10でファイルやショートカットのアイコンが真っ白になってしまった場合の対処法
アイコンが正常に表示できない場合、アイコンキャッシュのデータベースが破損している可能性が高いです。アイコンキャッシュのデータベースが原因の場合、以下の手順でIconCache.dbを削除して、PCを再起動することで正常にアイコンが表示されるようになります。
1. エクスプローラーを開いて、[表示タブ]で「ファイル名拡張子」と「隠しファイル」にチェックを入れます。
2. 「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local」を開きます。
3. IconCache.dbというファイルを[Shift] + [Del]で完全削除して、PCを再起動します。
これで元通りアイコンが表示されるようになるはずです。
IconCache.dbを削除しても改善しない場合
IconCache.dbを削除しても改善しない場合は、「ディスク クリーンアップ」を実行してみましょう。
1. 検索ボックスに「クリーンアップ」と入れて、表示される「ディスク クリーンアップ」を起動します。
2. ドライブの選択ではシステムドライブ(OSがインストールされているドライブ)を選択します。
3. 「縮小表示」にチェックを入れて、[OK]をクリックします。
4. [ファイルの削除]をクリックします。
5. 最後にPCを再起動します。
IconCache.dbを削除しても改善しない場合は、「ディスク クリーンアップ」も実行してみてください。ディスク クリーンアップで改善するケースもあります。
あとがき
頻繁に起こる現象ではありませんが、アイコンが正常に表示できなくなった場合はぜひお試しください。