先日 Google の利用規約が更新されました。更新されたのは、「プロフィール名と写真が Google サービスでどのように表示されるか」「モバイル端末を安全に使用するための注意事項」「パスワードを秘密にしておくことの重要性」の 3 点についてです。
特に重要なのは「プロフィール名と写真が Google サービスでどのように表示されるか」についてで、これは共有おすすめ情報と呼ばれる機能で Google+ での +1 やコメントなどあなたの Google アカウントでの行動を広告に流用できるようになるというのものです。
Google の利用規約の更新情報では、共有おすすめ情報のメリットを以下のように説明しています。
Google では、あなただけでなく友だちやその友だちに対しても、最も役立つ情報を提供したいと考えています。知っている人からのおすすめ情報はとても役に立ちます。
知っている人からのフィードバックがあると、時間を節約できます。また、検索、マップ、Play などすべての Google サービスや広告であなたや友だちの検索結果が改善されます。
たしかに友達からのおすすめの方が信ぴょう性は上がりますね。しかし、プライバシーが重要視されている昨今では、自分のアカウントを勝手に使ってほしくないという方も多いと思います。
具体的にどういう使われ方をするのかは今のところ不明ですが、例として提供されている画像を見る限りでは Google+ アカウントの名前や写真まで表示されています。
このように広告に自分のアカウントを流用させたくない場合は、使用を拒否する設定が用意されています。設定手順を以下に掲載しますので、Google+ のアカウントを広告に使ってほしくないという方は今のうちに拒否設定しておきましょう。
共有おすすめ情報にアカウントを流用させないための設定手順
まずは、共有おすすめ情報の設定にアクセスします。Google アカウントにログインしていない場合は、ログインしましょう。
共有おすすめ情報の設定画面が出るので、一番下に表示されている「自分のアクティビティに基づき、広告内の共有おすすめ情報に自分の名前やプロフィール写真を表示することを Google に許可する」のチェックを外して [保存] します。
これで広告表示に自分のアカウントを流用されるのを防ぐことができます。
あとがき
変な広告に悪用されるということも出てきそうなので、自分の名前や写真まで広告に表示されるのはちょっと嫌かも・・・^^;