shanselmanさんのブログに、コメントじゃなくてスパムコメント用のスクリプトの内容が書き込まれたとGitHubで公開されて話題になっています。
手の内を公開しちゃうなんて、何とも間抜けなスパマーさんですね。
中身を見てみると、少しずつ表現を変えて異なるコメントをつけるようになっているみたいです。
{I have|I've} been {surfing|browsing} online more than {three|3|2|4} hours today, yet I never found any interesting article like yours. {It's|It is} pretty worth enough for me.
上記は一部を抜粋したものですが、「I have」と「I’ve」とか「surfing」と「browsing」のように表現を変えていることがわかります。GitHubに寄せられたコメントによると、なんと約43億通りのコメントが生成できるとのことです。
It looks like this factors out to 4,351,250,624 unique comments.
同じコメントばかり投稿しているとすぐスパムだとバレるので、異なるコメントを投稿することでスパム判定を逃れようとしているんでしょうね。まぁサイト管理者からすると明らかにスパムコメントはわかりますけどね。
大抵の場合URLを入れたコメントを投稿して、閲覧者を誘導したりとか被リンク効果を狙っているんでしょうけど、スパムコメントって効果あるんでしょうか。たしかにいちいち削除していくのは面倒なので、放置しているサイト管理者の方が多くてある程度は効果あったりするんでしょうか。
これだけスパムコメントが横行していることを考えると、何かしらの効果があるんでしょうけど、スクリプトを作成する労力と見合っていない気がします。
あとがき
この情報だけではスパム用のスクリプトは作成できないと思いますが、くれぐれも悪用しないようにしましょう。スパムに労力を使うくらいなら、コンテンツ作成に時間を使った方がいいと思います。
それから、WordPress を使っている場合は、Akismet を使ってしっかりスパム対策しておきましょう。