WordPressでは画像をアップロードすると、[設定] – [メディア]で設定しているサイズの画像が自動的に生成されます。
生成された画像は、テーマ内で以下のように呼び出すことができます。
the_post_thumbnail( 'thumbnail' ); //サムネイルサイズ the_post_thumbnail( 'medium' ); //中サイズ the_post_thumbnail( 'large' ); //大サイズ the_post_thumbnail( 'full' ); //オリジナルサイズ
デフォルトでは、オリジナルサイズの他に「サムネイル」「中サイズ」「大サイズ」が生成されますが、この他にも画像を生成したいシーンもあると思います。そんな時は、自動生成する画像サイズを追加することができますので、その方法を紹介したいと思います。
自動生成される画像サイズを追加する方法
functions.phpに以下のようなコードを記述します。
add_image_size( '任意の名前', 横幅, 高さ, 切り抜きの有無 );
例えば、横幅250px・高さ150px・切り抜きアリの場合、以下のようになります。
add_image_size( 'customimg', 250, 150, true );
切り抜きなしの場合はfalseを指定します。
切り抜きをすると、縦や横が切れる可能性がありますが、きっちり指定したサイズで画像が生成されます。切り抜きをしないと、縦か横のサイズに合わせて、縦横比は維持したまま画像が生成されます。
追加した画像を使用する場合
追加したサイズの画像をテーマ内で使用する場合は、以下のようにadd_image_sizeで設定した名前を指定して呼び出します。
the_post_thumbnail( 'customimg' );
あとがき
指定したサイズよりもオリジナルの方が小さい時は、画像は自動生成されませんのでご注意ください。
また、自動生成する画像サイズを追加するということは、その分サーバーの領域を使いますので、安易に増やし過ぎるとディスク容量を圧迫してしまう原因になります。
画像サイズを追加する場合は十分に検討してから実施しましょう。