ALL in One SEO Packは、<title>タグを変更したりメタタグを追加したりといった、内部SEO対策を管理するためのWordPressプラグインです。
WordPressのSEO対策はこれ一つでOKと言っても過言ではないくらい、様々なSEO対策を実施することが可能です。
ALL in One SEO Packのインストール
インストール手順は他のプラグインと同じです。
1. ALL in One SEO Packをダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルを展開し wp-content/plugins にアップロードします。
3. 管理画面の[プラグイン]ページで、ALL in One SEO Packプラグインを有効化します。
ALL in One SEO Packの設定
プラグインを有効にしただけでは、ALL in One SEO Packはまだ機能しません。管理画面で [設定] – [ALL in One SEO] にアクセスして、設定を行いましょう。
各設定の詳細は以下の通りです。
プラグイン状況
「Enabled」を選択すると、プラグインが有効になります。
ホームタイトル
トップページのタイトルを変更します。ここで設定した内容がトップページの<title>に入ります。パッと見でどんなサイトかわかるように設定しましょう。
ホーム詳細(Description)
トップページのdescription属性を設定できます。サイトの説明文をわかりやすく入れておきましょう。
ホームキーワード(コンマで区切る)
トップページのkeywords属性を設定できます。サイトに関連するキーワードを3個程度設定しておきましょう。
Canonical URLs
チェックを入れるとカノニカル属性を追加できます。カノニカルとは、重複コンテンツがあった場合に優先するページを指定するメタタグです。
投稿タイトルのフォーマット
投稿記事の<title>タグのフォーマットを設定します。デフォルトだと「%post_title% | %blog_title%」になっているので、「投稿記事です。」というタイトルの記事を投稿すると、「投稿記事です。 | サイト名」というタイトルになります。
固定ページタイトルフォーマット
固定ページの<title>タグフォーマットを設定します。
カテゴリータイトルのフォーマット
カテゴリーページの<title>タグフォーマットを設定します。
アーカイブのタイトルフォーマット
アーカイブページの<title>タグフォーマットを設定します。
タグのタイトルフォーマット
タグページの<title>タグフォーマットを設定します。
検索時のタイトルフォーマット
検索結果ページの<title>タグフォーマットを設定します。
404エラーのタイトルフォーマット
404エラーページの<title>タグフォーマットを設定します。
Custom Post Types for SEO Column Support
投稿毎にkeywordsやdescriptionを変更したい場合は、postやpageを選択します。postは投稿ページ、pageは固定ページを指します。デフォルトですべて選択されているので、投稿毎に変更可能にしておきたい場合はそのままでOKです。
Google Analytics ID
GoogleアナリティクスのトラッキングID(UA-12345678-9など)を入力しておけば、サイトにトラッキングコードを埋め込んでくれます。
メタキーワードとしてカテゴリーを使う
チェックを入れると、自動でカテゴリをkeywordsに入れます。
メタキーワードとしてタグを使う
チェックを入れると、自動でタグをkeywordsに入れます。
カテゴリーをnoindexにする
チェックを入れると、カテゴリページをnoindexにします。noindexにすると、そのページは検索エンジンにインデックスされなくなります。
アーカイブをnoindexにする
チェックを入れると、アーカイブページをnoindexにします。
タグをnoindexにする
チェックを入れると、タグページをnoindexにします。
固定ページを除外する
ALL in One SEO Packで制御したくない固定ページがあったら、URLを入力します。
投稿のヘッダーに追加記入
投稿ページの<head>内に追加で入力したい項目があったら、ここに入力します。
固定ページのヘッダーに追加記入
固定ページの<head>内に追加で入力したい項目があったら、ここに入力します。
トップページのヘッダーに追加記入
トップページの<head>内に追加で入力したい項目があったら、ここに入力します。
設定が完了したら、[設定を更新]をクリックして保存します。
投稿毎に設定を変える
「Custom Post Types for SEO Column Support」でpostを選択しておけば、各投稿毎にタイトルやkeywordsなどを変更することができます。
投稿画面に以下のような設定項目が出てきますので、投稿毎にユニークな内容になるように手動で設定してあげるとより良いSEO対策になります。
タイトル:記事の<title>タグを変更できます。
詳細(Description):記事ページのdescription属性を変更できます。
キーワード(コンマで区切って下さい):記事ページのkeywords属性を変更できます。
このページ・投稿には利用しません。:チェックを入れると、ALL in One SEO Packがその記事では機能しません。
「タイトル」や「詳細」は、サイト内で重複するとSEO的にはマイナスになるので、ユニークな内容を記事毎に設定してあげるといいですね。
あとがき
当ブログでも内部SEO対策にはALL in One SEO Packを利用しています。このプラグイン一つで、やるべき内部SEO対策はほとんどできちゃうんじゃないかなと思います。