WordPress3.7から実装された自動バックグラウンド更新。その自動バックグラウンド更新が、正常に動作する環境なのか確認することができるプラグインがBackground Update Testerです。
ほんとそれだけのシンプルなプラグインです。
WordPressの自動バックグラウンド更新がちゃんと動作していないと思ったら、まずはBackground Update Testerを使って環境に問題がないか確認してみましょう。
Background Update Testerのインストール
インストール手順は以下の通りです。
- Background Update Testerをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを展開し wp-content/plugins にアップロードします。
- 管理画面の[プラグイン]ページで、Background Update Testerプラグインを有効化します。
Background Update Testerの使い方
Background Update Testerプラグインを有効化したら、管理画面から[ダッシュボード] – [Update Tester]にアクセスします。
何も問題なければ、以下のようにすべてのチェック項目が「PASS」と表示されます。
Your WordPress install can communicate with WordPress.org securely:WordPress.orgとの通信確認
No version control systems were detected:バージョン管理システムの有無の確認
Your installation of WordPress doesn’t require FTP credentials to perform updates:アップデートを実施するためのFTP環境の確認
All of your WordPress files are writable:WordPressファイルの書き込み権限の確認
自動バックグラウンド更新がちゃんと動作しない要因となる項目には、「FAIL」が表示されます。試しにファイルへの書き込みを禁止したら、以下のように「Some files are not writable by WordPress」とメッセージも表示されました。
あとがき
自動バックグラウンド更新が正常に動作しない場合は、何が原因となっているのかチェックしてみましょう。