WordPressで使用しているデータベーステーブルの接頭辞を変更する手順

WordPressで使用しているデータベーステーブルの接頭辞を変更する手順

WordPressで使用しているデータベーステーブルの接頭辞を変更する手順

WordPressをインストールした際に、特に何も指定しなければ、作成されるデータベースのテーブルには「wp_」という接頭辞が付きます。

これをデフォルトのままにしておくと、テーブル名が簡単にバレてしまうので、データベースを不正操作する攻撃を受ける可能性もあります。

そこで今回は、テーブルの接頭辞を変更する手順を紹介したいと思います。

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WordPressで使用しているデータベーステーブルの接頭辞を変更する手順

以下は、デフォルトの接頭辞「wp_」から「new_wp_」に変更する手順です。接頭辞は適宜置き換えてください。

なお、作業前に必ずバックアップを取りましょう。

1. phpMyAdminでデータベースにアクセスします。
2. 上部メニューから「SQL」を選択します。

phpMyAdminのSQLメニュー

3. 以下のSQL文を実行します。


ALTER TABLE wp_commentmeta RENAME TO new_wp_commentmeta;
ALTER TABLE wp_comments RENAME TO new_wp_comments;
ALTER TABLE wp_links RENAME TO new_wp_links;
ALTER TABLE wp_options RENAME TO new_wp_options;
ALTER TABLE wp_postmeta RENAME TO new_wp_postmeta;
ALTER TABLE wp_posts RENAME TO new_wp_posts;
ALTER TABLE wp_term_relationships RENAME TO new_wp_term_relationships;
ALTER TABLE wp_term_taxonomy RENAME TO new_wp_term_taxonomy;
ALTER TABLE wp_usermeta RENAME TO new_wp_usermeta;
ALTER TABLE wp_users RENAME TO new_wp_users;
ALTER TABLE wp_terms RENAME TO new_wp_terms;

プラグインなどで上記以外のテーブルが作成されている場合は、その分も追加してください。

4. 続いて以下のSQL文を実行します。


UPDATE new_wp_options SET option_name = 'new_wp_user_roles' WHERE option_name = 'wp_user_roles';
UPDATE new_wp_usermeta SET meta_key = 'new_wp_capabilities' WHERE meta_key = 'wp_capabilities';
UPDATE new_wp_usermeta SET meta_key = 'new_wp_user_level' WHERE meta_key = 'wp_user_level';

このSQL分は、テーブル内のデータに含まれる接頭辞を変更するために実行します。

プラグインなどによって追加された上記以外のテーブル内にも、接頭辞を含むデータがないかチェックし、接頭辞に関する情報が存在すれば同じようにUPDATEを実行してください。

5. 最後にwp-config.php内の「$table_prefix」を新しい接頭辞に変更します。

$table_prefix  = 'new_wp_';

これで作業は完了です。

あとがき

手順を間違えたり、余計な部分を変更してしまうと、WordPressにアクセスできなくなってしまうので、作業前には必ずバックアップを取ってください。

何かあったら速やかにデータベースを元に戻しましょう。

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