WordPressでプラグインなどに更新があった場合、どうやって更新していますか?
最新バージョンのファイルを入手してFTPサーバーにアップしてもいいですが、私は専ら自動アップグレード機能を使っています。
ただ、自動アップグレード時にはFTP接続情報が必要で、ホスト名とユーザー名は一度入力すれば記憶してくれますが、パスワードは毎回手入力が必要です。アップグレード時に毎回パスワードを入力するのって面倒じゃないですか?
そんな面倒な手入力を省略させるために、WordPressにFTP接続情報を記憶させる方法をご紹介したいと思います。
自動アップグレードとは
まぁ説明は不要かと思いますが、念のため。自動アップグレードとは、WordPressの管理画面上からプラグインやテーマなどのアップグレードを行える機能のことです。
例えば、導入しているプラグインに新しいバージョンが見つかった場合、以下のようにアップグレード可能であることを示すメッセージが表示されます。右の方にある「自動アップグレード」をクリックして、FTP接続情報を入力すれば自動でFTPサーバー上のファイルを更新してくれます。
FTPユーザー名やパスワードを記憶させる方法
さて本題ですが、FTP接続情報をWordPressに記憶させるためには、wp-config.phpを編集します。wp-config.phpに以下のコードを追記することで、FTP接続情報を記憶させることができます。
define('FTP_HOST', 'FTPホスト'); define('FTP_USER', 'ユーザー名'); define('FTP_PASS', 'パスワード');
FTPホスト:FTPの接続先ホスト名を入力します。
ユーザー名:FTPユーザー名を入力します。
パスワード:FTPのパスワードを入力します。
この3行を追加するだけで、WordPressがFTP接続情報を記憶してくれます。
あとがき
設定方法は簡単ですね。これだけでアップグレード時のFTP接続情報の入力を省略できます。これ、設定しておくとかなり楽なので、ぜひ試してみてください。