Social Metrics Trackerは、記事がSNSでどれくらい反応されているか集計することができるWordPressプラグインです。
Social Metrics Trackerのインストール
インストール手順は以下の通りです。
- Social Metrics Trackerをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを展開し wp-content/plugins にアップロードします。
- 管理画面の[プラグイン]ページで、Social Metrics Trackerを有効化します。
Social Metrics Trackerの設定
WordPress管理画面で[Social Metrics] – [Configuration]にアクセスすると、プラグインの設定を行うことができます。
General Settings
[General Settings]タブでは、プラグインの全般的な設定を行います。
Post Types | 集計する投稿タイプ |
Dashboard Widget | ダッシュボードウィジェットの有効化 |
Update Mode | データの更新モード |
Update Range | データの更新範囲 |
Data TTL | データの有効期限 |
Report Visibility | レポートの公開範囲 |
Report Sort Order | レポートの並び順 |
Report Date Range | レポートの出力範囲 |
Report Posts per Page | 1ページあたりのレポート出力数 |
API Connection Settings
[API Connection Settings]タブでは、連携するSNSを選ぶことができます。
「Enable or Disable Social Network APIs」で有効にするSNSを選択します。「How should we connect to Facebook?」では、Facebookへの接続方法を選択します。
Google Analytics Setup
[Google Analytics Setup]タブでは、Googleアナリティクスとの連携を設定します。
Googleアナリティクスと連携したい場合は、Google DeveloperでAPIキーを取得して設定してください。
おおまかな設定の流れとしては、以下の通りです。
- Google APIsにGoogleアカウントでログインします。
- 新しいプロジェクトを追加します。
- Analytics APIを有効化します。
- 管理画面の「redirect URI」に表示されているアドレスを「承認済みのリダイレクトURI」に入力します。
Advanced Domain / URL Setup
[Advanced Domain / URL Setup]タブでは、SSLの有無など、ドメインの詳細設定を行います。
Social Metrics Trackerの使い方
プラグインをインストールした段階では、まだ記事のデータが取得されていません。そのため、最初に管理画面で[Social Metrics] – [Social Metrics]にアクセスして、データの取得を実行する必要があります。
[Schedule full sync]をクリックすると、記事のデータが取得されます。
SNSでの反応スコアについては、記事のデータが取得された後、徐々に集計されていきます。しばらくしてから一覧にアクセスしてみましょう。
あとがき
SNSで反応の良い記事を分析して、今後の記事作成に役立てることができると思います。
当ブログでもチェックしてみたところ、記事のアクセス数とSNSでの反応の良さは必ずしも比例していませんでした。一番シェアされていた記事は、”自動で毎日検索順位をチェックしてくれるWEBサービス「Gyro-n SEO」“というSEOツールの紹介記事でした。この記事は検索順位は低いので検索経由のアクセスは少ないけど、SNS経由でのアクセス数は多かったです。
当ブログの場合ほとんどが検索経由のため、SNSはあまり意識していませんでしたが、こうやって分析してみると面白いですね。
なお、Social Metrics Trackerは、Twitterやはてなブックマークには対応していません。Twitterやはてなブックマークのスコアも入ると、だいぶ違った結果になってくるかもしれませんね。