WordPressでは、以下のように画像に対してsrcsetとsizesが自動で追加されます。
<img loading="lazy" width="800" height="423" src="https://example.com/wp-content/uploads/2020/08/sample.jpg" alt="" class="wp-image-1" srcset="https://example.com/wp-content/uploads/2020/08/sample.jpg 800w, https://example.com/wp-content/uploads/2020/08/sample-300x159.jpg 300w, https://example.com/wp-content/uploads/2020/08/sample-768x406.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px">
srcsetとsizesは、画面サイズ等の条件によって最適なサイズの画像を出し分けるための属性です。
場合によっては、srcsetとsizesを消して、なるべくシンプルなソースにしたいというケースがあるかもしれません。そんな時は、wp_calculate_image_srcset_metaというフックを使うことで、srcsetとsizesの追加を無効化することができます。
WordPressの画像に追加されるsrcset属性とsizes属性を削除する方法
適用しているテーマのfunctions.phpに以下を追記します。
add_filter( 'wp_calculate_image_srcset_meta', '__return_null' );
これで、画像にsrcsetとsizesが追加されなくなります。以下のように、たいぶスッキリとしたHTMLになります。
<img loading="lazy" width="800" height="423" src="https://example.com/wp-content/uploads/2020/08/sample.jpg" alt="" class="wp-image-1">
あとがき
WordPressが自動で追加するsrcset属性とsizes属性を画像から削除したい時は、ぜひ参考にしていただければと思います。