WordPressの新しいバージョンが使えるようになると、管理画面上に以下のようなメッセージが表示されます。
この通知を非表示にする方法をご紹介いたします。
WordPress管理画面上に表示される更新通知を非表示にする方法
WordPressの更新通知を無効化するには、利用しているテーマのfunctions.phpに以下のコードを追加します。
add_filter('pre_site_transient_update_core', '__return_zero'); remove_action('wp_version_check', 'wp_version_check'); remove_action('admin_init', '_maybe_update_core');
1行目の記述だけでも更新通知は非表示になるのですが、これだけだとバックグラウンドでバージョンチェックの通信が行われます。
2~3行目も追加することでAPIによるバージョンチェック通信を切ることができます。
管理者には表示させたいという場合は、以下のように記述しましょう。
if (!current_user_can('level_10')) { add_filter('pre_site_transient_update_core', '__return_zero'); remove_action('wp_version_check', 'wp_version_check'); remove_action('admin_init', '_maybe_update_core'); }
このように記述することで、管理者でログインしている時だけ更新通知を表示させることができます。
あとがき
こういった警告文などは、余計な心配をさせてしまうので、クライアントには見せたくないというシーンもあるかと思います。そういう時は、更新通知を非表示にして納品してあげると良いかと思います。
ただし、更新通知が表示されないからといって、WordPressのアップデートを怠るのはよくないですね。