EC-CUBEを通常通りインストールすると、「http://ドメイン名/html/」のように、URLにhtmlディレクトリが入ります。この「html」をサイトURLから消す方法をご紹介いたします。
インストール先のディレクトリはそのままで、URLから「html」を除去し、ドメインのルートにアクセスできるようにする方法です。
インストール後にEC-CUBE3のサイトURLから「html」を除去する方法
FTPサーバーにアクセスし、htmlフォルダの中から、以下のファイルを一つ上の階層(ルート)に移動します。
- .htaccess
- index.php
- index_dev.php
- robots.txt
上の階層にファイルが存在している場合は、上書きしてください。
まずは、index.phpを開いて、autoload.phpへのパスが書かれている箇所を以下のように修正します。
require __DIR__.'/autoload.php';
続いて、index_dev.phpもパスを修正します。index_dev.phpは3箇所あります。
require_once __DIR__.'/autoload.php'; $config_dev_file = __DIR__.'/app/config/eccube/config_dev.yml'; 'profiler.cache_dir' => __DIR__.'/app/cache/profiler'
最後に、「app/config/eccube/path.yml」を編集します。root_urlpathから「html」を削除してください。
root_urlpath: /
これで、「http://ドメイン名/」でEC-CUBEにアクセスできるようになったと思います。
あとがき
意外と簡単ですね。EC-CUBE3のサイトURLから「html」を削除したい場合は、ぜひ参考にしていただければと思います。
なお、サイトURLから「index.php」を除去したい場合は、「EC-CUBE3のサイトURLから「index.php」を取り除く方法」をご参照ください。