当ブログでは、Lightbox Plus ColorBoxプラグインを使って、画像をクリックしたときにふんわりと拡大するようにしています。
Lightbox Plus ColorBoxを有効にするには、挿入した画像にrel=”lightbox”属性を入れなければいけません。
※Lightbox Plus ColorBoxの利用方法については、挿入した画像をふんわりと拡大させるプラグインのページをご参照ください。
画像をよく使うブログなどでは、毎回リンクrelを追加するのはちょっと面倒ですよね。
そこで今回は、ちょっとだけPHPファイルを編集するだけで、rel=”lightbox”を自動的に付与することができるようになる方法をご紹介いたします。
画像に自動でリンクrelを追加する方法
まずは、FFFTPなどでFTPサーバーにアクセスし、/wp-admin/includes配下にあるmedia.phpをダウンロードします。
media.phpの中から以下の行を見つけます。およそ110行目あたりにあります。
$rel = $rel ? ' rel="attachment wp-att-' . esc_attr($id).'"' : '';
この行を以下のように変更します。
$rel = $rel ? ' rel="attachment wp-att-' . esc_attr($id).'"' : 'rel="lightbox"';
変更を保存したらサーバーにアップロードしてください。
これで、画像を挿入したときにリンク先を「メディアファイル」にすれば、自動でリンクrelにlightboxが入るようになります。
リンク先がメディアファイル以外の場合は、rel=”lightbox”は追加されません。
挿入した画像のリンク先を自動でメディアファイルにしたい場合
画像を追加するときに、リンク先でメディアファイルを選択するのも面倒だと感じる方は、以下の内容を試してみてください。画像を挿入したら自動でリンク先がメディアファイルになり、rel=”lightbox”が入ります。
リンク先にメディアファイル以外を選択していても、強制的にリンク先がメディアファイルになりますのでご注意ください。画像を挿入した後であれば変更は可能です。
追加するのは1行だけです。media.phpの上記で変更した行のすぐ下に以下のコードを追加します。
$url = wp_get_attachment_url($id);
これで、画像を挿入すると、強制的にリンク先がメディアファイルになり、rel=”lightbox”が付与されます。
注意点
WordPressのバージョンがアップデートされると、media.phpも上書きで更新されてしまいます。そのため、WordPressのバージョンアップをしたら、再度media.phpを変更する必要がありますのでご注意ください。
コアファイルをいじるのが面倒だという場合は、WordPressで画像リンクに「rel=”lightbox”」を追加するためのテーマカスタマイズという記事をご参照ください。functions.phpをカスタマイズすることで、rel属性を付与する方法を紹介しています。
あとがき
当ブログでは、リンク先にメディアファイルを選択したときだけ、rel属性が追加されるようにしています。
この設定をしたことで、かなり効率化が図れて助かっています。画像をよく使うサイトを運用している方は、ぜひやってみてください。