XAMPPのphpMyAdminをアップデートする方法

XAMPPのphpMyAdminをアップデートする方法

久々にXAMPPを使おうと思ってphpMyAdminを開いたら、アップデートの通知が出ていたので最新版のphpMyAdminへアップデートしてみました。

phpMyAdmin の新しいバージョンが提供されています。アップグレードの検討をお奨めします。最新バージョンは 5.1.0 で、2021-02-24 にリリースされています。

備忘録としてphpMyAdminのアップデート手順を残しておきたいと思います。

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XAMPPのphpMyAdminをアップデートする方法

今回は5.0.2から5.1.0へのアップデートですが、手順としてはどのバージョンもほぼ同等かと思います。

ステップ1. 旧バージョンのphpMyAdminフォルダをリネームする

まずは、現在利用中のバージョンを無効化します。

XAMPPをインストールしているC:\xamppなどのフォルダに移動して、phpMyAdminフォルダを「phpMyAdmin_old」にリネームします。phpMyAdmin以外にすれば良いので、フォルダ名は何でもOKです。

削除してもいいのですが、旧バージョンを残しておくことで問題があった際にすぐ元に戻せます。

ステップ2. 最新のphpMyAdminをダウンロードする

こちらのページからphpMyAdminの最新バージョンをダウンロードします。(今回の場合はphpMyAdmin-5.1.0-all-languages.zip)

phpMyAdminのダウンロード

ダウンロードしたファイルを解凍して、XAMPPがインストールされているフォルダ内に設置します。解凍したフォルダは「phpMyAdmin-5.1.0-all-languages」というフォルダ名になっているので、「phpMyAdmin」に変更します。

ステップ3. パスワードなしでのログインを有効化する

これは必要であれば対応します。rootをパスワードなしで使っていたので、パスワードなしのログインを有効化しました。

パスワードなしログインは設定 (AllowNoPassword 参照) によって禁止されています

phpMyAdminフォルダ内に「config.sample.inc.php」というファイルがあるので、コピーして「config.inc.php」にリネームします。

config.inc.phpをテキストエディタで開いて、$cfg[‘Servers’][$i][‘AllowNoPassword’]の値をfalseからtrueに変更します。

$cfg['Servers'][$i]['AllowNoPassword'] = true;

これでパスワードなしでもログインできるようになります。

ステップ4. 暗号化用の非公開パスフレーズを設定する

新しいバージョンのphpMyAdminにログインすると、「設定ファイルに、暗号化 (blowfish_secret) 用の非公開パスフレーズの設定を必要とするようになりました」という警告が表示されます。

設定ファイルに、暗号化 (blowfish_secret) 用の非公開パスフレーズの設定を必要とするようになりました。

パスフレーズはconfig.inc.phpで設定します。「$cfg[‘blowfish_secret’] = ”」という行があるので、値に適当な文字列を入れて保存します。

$cfg['blowfish_secret'] = 'abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz';

なお、32文字以上に設定する必要があります。文字数が足りていないと、「設定ファイルの中に記述されているパスフレーズ(blowfish_secret)が短すぎます」という警告が表示されます。

設定ファイルの中に記述されているパスフレーズ(blowfish_secret)が短すぎます。

これですべての工程が完了です。

あとがき

実際にアップデートしてみると、あっさり終わっちゃいます。

XAMPPのphpMyAdminを最新版にアップデートする際は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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