Speed Scorecardは競合サイトと表示速度の比較ができ、Impact Calculatorは表示速度が収益に与える影響を調べることができるツールです。どちらもGoogleが提供しているツールで、同じページ内で利用できます。
競合サイトと表示速度の比較ができる「Speed Scorecard」の使い方
こちらのページにアクセスし、比較したいサイトのドメインを追加していきます。
表示速度の早い順にドメインを並べ、「Speed」の列に表示時間を示してくれます。
表示速度が収益に与える影響を調べることができる「Impact Calculator」の使い方
Speed Scorecardと同じですが、こちらのページにアクセスして、下の方にスクロールするとImpact Calculatorが表示されます。
以下の値をそれぞれ入力します。すでにSpeed Scorecardで表示速度を計測している場合は、ドメイン名と表示速度が入っています。
Domain | ドメイン名 |
Current Speed | 表示速度 |
Average Monthly Visitor | 月間の平均ユーザー数 |
Average Order Value | 平均注文額(ドル) |
Conversion Rate | コンバージョン率 |
値を入力すると、表示速度を向上させた場合に見込める収益が表示されます。
上記の場合は、現在の表示速度が4.5秒で、2.5秒まで縮めれば「14,703USD」の収益アップが見込めるということです。
あとがき
Impact Calculatorでは見込める収益が数字で出せるので、自社サイトのパフォーマンス改善を実施したい時に、上層部への提案等で使えますね。お金の単位はドルですが、十分有用です。
競合サイトとの表示速度の比較や表示速度による収益アップの額を確認したい時は、ぜひご活用ください。