Health Check & Troubleshootingは、プラグインやテーマのバージョンが最新に保たれているかやデバッグ情報などから、サイトの健全性をチェックすることができるWordPressプラグインです。
トラブルシューティングモードという機能も搭載されていて、訪問者に影響を与えずにプラグインをすべて無効化し、テーマをデフォルトテーマに変更できます。サイトに何か問題が発生した場合に、訪問者にはいつも通りのサイトを表示しつつ調査を行うことができますね。
Health Check & Troubleshootingのインストール
インストール手順は以下の通りです。
- Health Check & Troubleshootingをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを展開し wp-content/plugins にアップロードします。
- 管理画面の[プラグイン]ページで、Health Check & Troubleshootingを有効化します。
Health Check & Troubleshootingの使い方
プラグインを有効化すると、[ダッシュボード] – [Health Check]というメニューが追加されます。[ダッシュボード] – [Health Check]にアクセスすると、下記の項目をチェックすることができます。
サイトステータス
プラグインやテーマのバージョン、PHP・DBのバージョンなど、サイトのステータスをチェックできます。
デバッグ情報
WordPressサイトのデバッグ情報を確認できます。[コピーペースト欄を表示]をクリックすると、デバッグ情報をコピーすることができます。
コピーしたデバッグ情報がこちら↓
### WordPress ### バージョン: 5.0.2 言語: ja パーマリンク構造: /%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/ サイトは HTTPS を使用していますか ?: いいえ サイト上で誰でも会員登録ができますか ?: いいえ デフォルトコメントステータス: open マルチサイトですか ?: いいえ ユーザー数: 3 WordPress.org との通信: WordPress.org にアクセス可能 ループバックリクエストを作成: サイトへのループバックリクエストは正常に完了しました。 ### インストールサイズ ### アップロードディレクトリ: 14.80 MB テーマディレクトリ: 3.10 MB プラグインディレクトリ: 13.16 MB データベースの容量: 2.69 MB WordPress ディレクトリ全体: 70.90 MB 合計インストールサイズ: 73.59 MB ### 使用中のテーマ ### 名前: Twenty Seventeen バージョン: 1.9 作者: WordPress チーム 作者サイト: https://ja.wordpress.org/ 親テーマ: 子テーマではありません サポートされているテーマ機能: automatic-feed-links, title-tag, post-thumbnails, menus, html5, post-formats, custom-logo, customize-selective-refresh-widgets, editor-style, editor-styles, wp-block-styles, responsive-embeds, starter-content, custom-header, widgets ### その他のテーマ (2) ### Twenty Nineteen (twentynineteen): バージョン 1.1 (作者: WordPress チーム) Twenty Sixteen (twentysixteen): バージョン 1.7 (作者: WordPress チーム) ### MU プラグイン (1) ### Health Check Troubleshooting Mode: バージョン 1.5.0 ### 使用中のプラグイン (6) ### AddQuicktag: バージョン 2.5.3 (作者: Frank Bültge) Advanced Custom Fields: バージョン 5.7.9 (作者: Elliot Condon) Contact Form 7: バージョン 5.1.1 (作者: Takayuki Miyoshi) Health Check & Troubleshooting: バージョン 1.2.3 (作者: The WordPress.org community) Show Current Template: バージョン 0.3.0 (作者: JOTAKI Taisuke) WP Multibyte Patch: バージョン 2.8.2 (作者: Seisuke Kuraishi) ### 無効化状態のプラグイン (3) ### Classic Editor: バージョン 1.3 (作者: WordPress Contributors) Gutenberg: バージョン 4.7.1 (作者: Gutenberg Team) Theme Check: バージョン 20160523.1 (作者: Otto42, pross) ### メディアハンドリング ### 使用中のエディター: WP_Image_Editor_Imagick Imagick モジュールバージョン: 1687 ImageMagick バージョン: ImageMagick 6.9.7-4 Q16 x86_64 20170114 http://www.imagemagick.org Imagick リソースリミット: area: 122 MB disk: 1073741824 file: 786432 map: 512 MB memory: 256 MB thread: 1 GD バージョン: bundled (2.1.0 compatible) Ghostscript バージョン: 9.20 ### サーバー ### サーバー構造: Linux 4.9.93-boot2docker x86_64 PHP バージョン: 7.2.9 (64bit 値をサポート) PHP SAPI: fpm-fcgi PHP 最大入力変数 (max input variables): 4000 PHP タイムリミット: 1200 PHP メモリ上限: 256M 最大入力時間 (max input time): 600 アップロードの上限ファイルサイズ: 300M PHP 投稿の上限サイズ: 1000M cURL パージョン: 7.52.1 OpenSSL/1.0.2l SUHOSIN がインストールされています: いいえ Imagick ライブラリの使用可否: はい htaccess ルール: 現在の htaccess ファイルには WordPress のコア機能のみが書かれています。 ### データベース ### 拡張: mysqli サーバーバージョン: 5.7.23 クライアントバージョン: mysqlnd 5.0.12-dev - 20150407 - $Id: 38fea24f2847fa7519001be390c98ae0acafe387 $ データベースプレフィックス: wp_ ### WordPress 定数 ### ABSPATH: /app/public/ WP_HOME: 未定義 WP_SITEURL: 未定義 WP_DEBUG: 無効 WP_MAX_MEMORY_LIMIT: 256M WP_DEBUG_DISPLAY: 有効 WP_DEBUG_LOG: 無効 SCRIPT_DEBUG: 無効 WP_CACHE: 無効 CONCATENATE_SCRIPTS: 未定義 COMPRESS_SCRIPTS: 未定義 COMPRESS_CSS: 未定義 WP_LOCAL_DEV: 未定義 ### ファイルシステムパーミッション ### WordPress のメインディレクトリ: 書き込み可能 wp-content ディレクトリ: 書き込み可能 uploads ディレクトリ: 書き込み可能 plugins ディレクトリ: 書き込み可能 themes ディレクトリ: 書き込み可能 MU プラグインディレクトリ: 書き込み可能
トラブルシューティング
トラブルシューティングモードを有効化できます。トラブルシューティングモードを有効化すると、すべてのプラグインが無効化され、テーマがデフォルトテーマに切り替わります。サイト訪問者にはいつも通りのサイトが表示されます。
PHP情報
phpinfo関数で表示される情報(PHPの設定情報)を確認できます。
ツール
ファイルの整合性とメール送信のチェックが行なえます。
それぞれチェックを行ってみた結果がこちら↓
あとがき
サイト訪問者に影響を与えずにトラブルシューティングできるのは素晴らしい機能ですね。
サイトの健全性をチェックしたい時やサイトに問題が発生した際は、ぜひご活用ください。