EUのGDPRへの対応を支援するために、WordPress4.9.6から管理画面に「プライバシー設定」という項目が追加されました。
参考:WordPress 4.9.6 プライバシー・メンテナンスリリース
[設定] – [プライバシー]にアクセスすると、プライバシーポリシーページを設定することができます。
今回は、このプライバシー設定で指定されているプライバシーポリシーページをテーマ内で判別する方法をご紹介したいと思います。
WordPressのプライバシー設定で指定しているプライバシーポリシーページを判別する条件分岐
プライバシーポリシーページを判別するには、is_privacy_policy()を使います。いつの間にか条件分岐が追加されていたと思ったら、WordPress5.2で導入されたみたいです。
具体的には、以下のように条件分岐させることが可能です。
<?php if( is_privacy_policy() ): ?> プライバシーポリシーページでの処理 <?php else: ?> プライバシーポリシーページ以外の処理 <?php endif; ?>
プライバシーポリシーページでのみ何らかの処理を行いたい場合は、is_privacy_policy()を使えば簡単に判別できますね。
あとがき
従来通りis_page()を使っても判別可能ですが、プライバシーポリシーページだけで表示を切り替えたいとか、特定の処理を行いたい時はわかりやすいと思います。
使う機会はあまりないかもしれませんが、参考になれば幸いです。