先日、Strx Magic Floating Sidebar Maker というスクロールについてくるウィジェットを設置することができるプラグインを紹介しましたが、今回はウィジェットエリア全体をスクロール追尾型にできるプラグインを紹介します。
その名も「Standard Widget Extensions」でございます。Standard Widget Extensions は、サイドバーのウィジェットエリアをスクロール追尾型にしたり、アコーディオン機能でウィジェットを折りたたみ可能にしたりすることができます。
Standard Widget Extensionsのインストール
インストール手順は以下の通りです。
- Standard Widget Extensionsをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを展開し wp-content/plugins にアップロードします。
- 管理画面の[プラグイン]ページで、Standard Widget Extensionsプラグインを有効化します。
Standard Widget Extensionsの設定
Standard Widget Extensionsの設定は、管理画面の [設定] – [Standard WE] で行います。
一般
一般設定では、メインカラムのIDやウィジェットのクラス名を設定します。
デフォルトテーマを使っている場合は、変更しなくても大丈夫です。Twenty Twelve と Twenty Eleven では最初の 3つのパラメータをそれぞれ primary/secondary/widget に、Twenty Ten では container/primary/widget-container とします。
Accordion Widgets
Accordion Widgetsでは、アコーディオン機能の設定を行います。
アコーディオン機能は、このようにウィジェットを折りたたむ機能のことです。プラスマークをクリックするとウィジェットの内容が表示されます。
Accordion Widgets 機能を有効にする:アコーディオン機能を有効にするかどうかを選択します。
次の ID を持つウィジェットエリアのみで有効 (省略可):アコーディオン機能を限定的に有効化するウィジェットエリアを指定します。何も入力しないとすべてのウィジェットにアコーディオンが適用されます。
見出しのアイコン:「無効」はプラスマークは出ず見出しをクリックすることでウィジェットが開きます。「デフォルト」はプラスマークが出ます。「カスタム」は画像を用意して好きなアイコンを表示させることができます。
デフォルト CSS を生成する:有効にするとStandard Widget Extensionsが用意しているCSSを適用します。無効にしてもいまいち違いがわかりませんでした。有効にしておくのが無難でしょう。
Sticky Sidebar
Sticky Sidebar では、ウィジェットエリアをスクロールに追尾させるかどうかを設定するので、もちろん有効にしておきます。
Sticky Sidebar 機能を有効にする:無効にするとスクロールについてこなくなります。
次の幅以下で無効化:ここで指定した幅よりも小さい横幅のブラウザでは動作しなくなります。
あとがき
簡単な設定できれいにサイドバーについてくるようになるので、スクロール追尾型コンテンツを設置したいと思っている方はぜひ試してみてください。
なお、サイドバーに Google AdSense を設置している人は注意が必要です。AdSense の広告をスクロール追尾型にするのはポリシー違反になります。