Cloudflare Workersに静的サイトをアップして、サーバーレス環境を構築する手順をご紹介いたします。

Cloudflare Workersは無料プランが充実しているので、個人開発のWebサービスや小規模なサイトであれば、無料の範囲内で利用できると思います。

料金プランの詳細は下記をご参照ください。

https://www.cloudflare.com/ja-jp/plans/developer-platform

事前準備

サイトの準備

Cloudflare Workersに設置したいサイトを準備します。

今回は超絶シンプルに以下のHTMLファイルのみ用意しました。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">

<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>Cloudflare Workers Test</title>
</head>

<body>
  <p>テストです</p>
</body>

</html>

Node.jsのインストール

今回ご紹介する方法は、Wrangler CLIを使ってデプロイするので、Node.jsのインストールが必要です。

コマンドプロンプトやターミナル上で以下コマンドを実行してNode.jsがインストールされているか確認してください。

node -v

Node.jsがインストールされていない場合は、公式サイトからLTS版(安定版)をダウンロードしてインストールしてください。

Cloudflareアカウントの作成

Cloudflare Workersを利用するには、Cloudflareのアカウントが必要です。

アカウント作成がまだの場合は事前に作成してください。

Cloudflare Workersに静的サイトを設置する手順

さて、ここから本題です。

プロジェクトフォルダを作成しHTMLを配置

まずはプロジェクトフォルダを作成してHTMLファイルを配置します。

以下のような感じでプロジェクトフォルダを作成して、その中にpublicというフォルダを作成します。public内のファイルがデプロイされます。

my-test-site/
├── public/
│   └── index.html

プロジェクトフォルダ名はmy-test-siteとしていますが、これは任意のフォルダ名で構いません。

wrangler.jsoncを作成

プロジェクトフォルダ直下にwrangler.jsoncというファイルを作成します。

my-test-site/
├── wrangler.jsonc
├── public/
│   └── index.html

ファイルの内容は以下の通りです。

{
  "$schema": "node_modules/wrangler/config-schema.json",
  "name": "my-test-site",
  "compatibility_date": "2026-08-12",
  "assets": {
    "directory": "./public"
  }
}

nameは任意の名前を指定します。(発行される公開URL内に入ります)

compatibility_dateは今日の日付を入れましょう。compatibility_dateの日付は、プログラムの動作や機能の後方互換性を維持するための指定です。

Wranglerをインストール

コマンドプロンプトやターミナルでプロジェクトフォルダまでcdで移動します。

プロジェクトフォルダで以下コマンドを実行して、Wranglerをインストールします。

npm install --save-dev wrangler

Cloudflareにログイン

以下のコマンドを実行すると、ブラウザが開くので、Cloudflareにログインします。

npx wrangler login

「Wrangler wants to access your account」という画面が出るので[Authorize]をクリックします。

「Authorization granted to Wrangler」と表示されれば承認完了です。

ローカルで動作確認

※この手順はスキップしても大丈夫です。

ローカルで動作確認したい場合は、以下コマンドを実行して表示されるURLにアクセスします。

npx wrangler dev

Cloudflare Workersにデプロイ

以下コマンドを実行すると、Cloudflare Workersにデプロイされます。

npx wrangler deploy

初回実行時は、「Would you like to register a workers.dev subdomain now?」と聞かれます。Yesを選択して、Cloudflare Workersのプロジェクトで使うサブドメインを設定しましょう。(Noを選択した場合はデプロイだけされて公開URLが発行されません)

今回の場合、発行される公開URLが以下のようになります。

https://my-test-site.【入力したサブドメイン】.workers.dev

デプロイ時に公開URLも表示されますので、公開URLにアクセスしてサイトが表示されるか確認しましょう。

ファイルを変更した場合は、再度デプロイコマンドを実行すれば上書きされます。

Cloudflare管理画面での確認

Cloudflareの管理画面で、[ビルド] -> [コンピュート] -> [Workers & Pages]を開くと、デプロイされたプロジェクトが表示されます。

デプロイしたプロジェクトの削除

もしデプロイしたプロジェクトを削除したい場合は、プロジェクトの右側にある三点マークから[設定を表示]を選択して設定画面を開きます。

下の方に「Worker の削除」という項目があるので、[削除]をクリックすると削除できます。

あとがき

実際に作業してみると、デプロイまで5分くらいで完了すると思います。

サーバーレス構成でWebサイトを公開してみたいと思っている場合は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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