WordPressでは、アップロード可能なファイルの種類が決まっています。許可されていないファイルをアップロードしようとすると、「セキュリティ上の理由によりこのファイル形式は許可されていません」というエラーが出て、ファイルのアップロードを拒否されてしまいます。
ファイルのアップロードがエラーになってしまう場合、以前紹介した「WP Extra File Types」をインストールして、許可したいファイルの種類を選択してあげるとファイルのアップロードを可能にしてくれます。
他にも、対象のファイルがSVGの場合は、「Safe SVG」を使うという選択肢もあります。
このように、アップロードできるファイルの種類を増やしたい時は、WP Extra File TypesやSafe SVG等のプラグインを使うのが簡単だと思います。
ですが今回は、プラグインは使わずにwp-config.phpに1行追加するだけで、すべての種類のファイルをアップロード可能にする方法をご紹介したいと思います。
wp-config.phpに1行追加するだけですべての種類のファイルをアップロード可能にする方法
WordPressのインストールディレクトリにあるwp-config.phpに、以下の1行を追加するだけで、全種類のファイルのアップロードが可能になります。
define( 'ALLOW_UNFILTERED_UPLOADS', true );
追加する場所は、「編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください」というコメントの直前にしておきましょう。
これだけで、エラーで弾かれていたファイルもアップロードできるようになります。
あとがき
WordPressによるアップロード時のファイルチェックが無効化されることになるので、アップロードが完了したら「define( ‘ALLOW_UNFILTERED_UPLOADS’, true );」はコメントアウトしておいた方が良いですね。コメントアウトしておけば、またいつでも有効化できます。
どうしてもアップロードできないファイルがある場合は、ぜひお試しください。