ブラウザの拡張機能などを導入していると、サイトを開いた時にRSSフィードが購読可能かどうかを調べて、アイコンでお知らせしてくれます。
私は、Google Chromeの「RSS Subscription Extension」というエクステンションを入れていますが、RSS Subscription Extensionを入れていると、RSSフィードが見つかった場合以下のようなアイコン(URLバーに表示されます)でお知らせしてくれます。
アイコンをクリックすると、WEBサイトに設定されているRSSフィードを表示してすぐにフィード購読を登録できます。
RSSフィードがあるかどうかをどうやって認識しているかというと、HTMLの<head>内に設置されているRSS用のlinkタグを調べています。このタグがないと拡張機能はRSSフィードが存在しないと判断してしまいます。
そうなると、サイト内にアイコンなどを設置してRSSのURLがわかるようにしていないと、RSSを購読してもらうチャンスを逃してしまいますね。RSSフィードのURLをサイト内に表示するのもいいですが、linkタグでもRSSフィードが存在することを示しておくのがベターです。
WordPressなどのCMSを利用していれば、自動的にRSSフィードを作成して、linkタグも<head>に追加してくれるのでいいのですが、通常のWEBサイトだと自分でlinkタグを追加してあげないといけません。
RSSフィードが存在することをお知らせするためのコード
「RSSフィードがココにありますよー」と拡張機能などにお知らせするためには、以下のようなコードを追加する必要があります。
・フォーマットがRSS2.0の場合
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" href="フィードURL" title="RSS2.0" />
・フォーマットがAtomの場合
<link rel="alternate" type="application/atom+xml" href="フィードURL" title="Atom" />
RSSにはフォーマットの種類が複数存在しますので、そのフォーマットに合わせてタグも追加してあげる必要があります。フォーマットの形式がわかっている場合は、そのフォーマットに合わせて設置すればOKです。
RSSフィードのフォーマットがわからない場合は、今は「Atom」か「RSS2.0」という形式でフォーマットされている場合がほとんどだと思いますので、上記の両方を設置してみてどちらがフィードを読み取れるか確認してみてください。
なお、フィードが複数ある場合は、linkタグを複数設置することも可能です。当ブログでは、通常のブログフィードとコメントフィードの2つが存在しますので、以下のように複数のlinkタグが<head>に記述されています。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="TechMemo » フィード" href="https://techmemo.biz/feed/" /> <link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="TechMemo » コメントフィード" href="https://techmemo.biz/comments/feed/" />
あとがき
フォーマットが複数存在すると書きましたが、具体的にどう違うのかはよくわかりません。。。RSSもなかなか深いですよねー。
RSS2.0は全文配信に向いてて、AtomはRSS2.0よりもシンプルになったフィードだと思っていますが、合ってますかね?
TechMemoのRSSフィードのURLは以下になりますので、よかったら購読してください。よろしくお願いします。